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<メロドラマ>
新宿タイニイ・アリス 2002年11月14日(木)〜11月17日(日)
メロドラマ メロドラマ2
濱田:
ハマコクラブキヨコクラブ公演として3回目の作品。
客演に劇団四季、キャラメルボックスを経て、現在はフランスでの公演も何度もやっている自身の劇団「ラ・カンパニー・アン」主催の明樹由佳さんを迎えての3人芝居。
明樹さんとは遡る事10数年前に商業演劇で知り合い、姉弟盃を交して以来、私の姉貴としてずーっといいお付き合いをさせて頂いています。
いつか姉貴と一緒に芝居をやりたい!と思い続けて数年、ようやく実現に至った作品でした。
コメディ『メロドラマ』。日本語にすれば喜劇『悲劇』ってところでしょうか。池田先生のセンスには本当に頭が下がります。

この作品で私は最初の10分間だけ二枚目風の役を演じます。 10分経つと化けの皮が剥がれてドタバタの三枚目になるのですが、これが困った。
『観客不在』で演じていた三枚目が体に染み付いてしまい、二枚目セリフが喋れない。動きもコメディアン丸出し。
つくづく自分の不器用さに腹立たしい思いを感じました。

でも稽古中は楽しかったー。

池田先生が次から次へとギャグを考え出し、通し稽古中も新しいギャグを思いついてクック、クックと笑っている。
最終的にあまりにもギャグが多いので「このままじゃ、芝居の神様に怒られる」という事でギャグを削る作業をしたりして。
それからいわゆる浪漫劇の何たるかという事を池田先生に教わり、その深さに感動もしました。
この作品はいわゆる「スクリュー・ボール・コメディ」の様に次から次へとセリフをまくしたて、テンポで笑わせるという部分もあります。
多量のセリフを覚えると同時に早口でまくしたて、なおかつお客さんにきちんと伝えるって事に苦労しました。

今回は二枚目の清河君もバカばっかりやります。
美人の姉貴もとぼけたバカっぷりを発揮します。
もちろん私もバカ丸出しです。舞台上にバカしかいない。
バカな子ほど可愛い。何とも愛しい作品です。



メロドラマ メロドラマ メロドラマ メロドラマ メロドラマ



清河:

ハマキヨが明樹由佳さんを迎えての3人芝居。今回もいろいろ学びました。
ハマさんと芝居している時はコテコテの“お笑い”を、明樹さんと芝居している時はシリアスな“泣き”を。
『観客不在』もそうなのですが、池田先生のすごさを改めて感じた作品でした。
お客様を笑わせ、泣かせ、感動させる。確実に全てのエッセンスが取り込まれてあるのです。
そんな台本、演出に追いつくよう稽古にはげみました。

僕は今回の稽古中、かなりシリアスになっていました。
ハマさんと明樹さんの作り上げた空気の中に僕が入り込む事によって、プラスではなくマイナスになりはしないか?
僕の演じる“プー”はちゃんと1人の人間として成立しているか?この動きは笑いとして効果があるか?…もうとにかく悩みまくっていました。
そんな時、池田先生が「ワシの言う通りやっておけば大丈夫。ワシを信じろ」と言ってくださいました。
ハマさんも「キヨちゃん、何を悩んでんの?大丈夫だって。何か変だったらオレちゃんと言ってやるよ」とあたたかい言葉。
お2人とも本当にありがとうございました。

そしてその横ではシリアスな部分を作り上げている明樹さん。ハマキヨになかった空気を吹き込んでくれました。
お客様が見ると、お気楽でバカなキャラクターが飛んだり跳ねたりの舞台でも、裏では結構青春しちゃってたりしているのです。