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第一回公演<観客不在>
千本桜ホール     2000年7月28日(金)〜7月30日(日)
観客不在 観客不在ura
濱田:
ハマコクラブキヨコクラブ結成第一回作品。
心から愛する作品です。
いわゆる本当の“喜劇”ってのは今まで全くやった事がありません。
さらにチラシに思いっきり『笑わせます、泣かせます、僕達の職業は芸人です』なんてぶっこいちゃってんのは初めてです。
(もちろん作・演出が池田政之先生だからこそのチラシの一文ですよ!)

池田先生と飲む時今だに言われてる事で「最初お前は俺を信用してなかったよなー」ってセリフがあります。
でもね、本当の喜劇を一度もやった事がない自分にとって、いきなりチラシに『笑わせます、・・・』なんて書いてあるんですよ。
決して先生を信用していなかったのではなくて、自分を信用出来なかったんです。
「疑うわけじゃありませんが、本当に僕、大丈夫なんですか?」「本当にいけてるんですか?」・・・。
今考えれば大変失礼な質問をたくさん先生にしてしまいました。
池田先生の「この俺を信用しなはれ!」の言葉を頼りにシャカリキになって稽古に励みました。
稽古中、松竹新喜劇、吉本新喜劇、漫才、コメディーのビデオ等いろいろと観せて頂き(もちろん池田先生の解説付き!)

また、役者の原点に戻るような、声の出し方、気持ちの伝え方、自分をより良くお客様に見せる方法・・・を改めて面白おかしく学ばせてもらいました。
初日の本番前、池田先生が私達に言いました。「ええか、笑わそうなんて思ったらあかん。とにかく自分の役を一生懸命演じる事」
幕が開きました。びっくりする程お客さんに笑って頂けました。
2日目の本番前、先生が言いました。「初日の笑いは御祝儀みたいなもんや。今日はそうはいかん。初心忘れるべからず!」
幕が開きました。びっくりする程お客さんが笑ってました。
3日目の本番前、先制が言いました。「もう、好きにせい」
池田作品のすごさを、まさに身をもって実感出来た舞台でした。




観客不在 観客不在 観客不在 観客不在 観客不在



清河:

僕の相方、ハマさんとついに実現できた2人芝居。
池田先生に作・演出をしていただき、師匠である榎孝明氏の手助けもいただきなんとか初の自主公演をする事ができました。

エピソード1
舞台初日の事。
僕が舞台で1人の時、電話がかかってくる場面があったのですが、機会の故障でその電話の音が鳴らなかったのです。
以前の僕ならかなり焦って芝居をストップしていたかもしれません。
でもその時僕は不思議と全く焦らず、カバンからメモ紙を出し、それを見ながら“自分から電話をする”という芝居に変えました。
こんな事が普通にできるようになったのも、新生松竹新喜劇の舞台に何度も出させていただいて、“舞台で生活する”という事を学べた成果かもしれません。

エピソード2
毎回の公演中にあったのですが、ハマさんがおもしろすぎ!!
もう芝居中におかしくっておかしくって何度も素で笑いそうに(実際何度も笑っちゃいましたが)なりました。

エピソード3
これは楽屋での話です。
この公演の時も僕は食事が喉を通らず、日を追うごとに痩せていく男でした。
衣装の仕込みの為、裸にふんどしになり、そのふんどしが間違ってもほどけないように結び目を補強してくれたのが、
制作をしてくださった飲み屋元帥のママでした。
ふんどし一丁で仁王立ち。
その横でチクチク僕のふんどしを縫ってくれていたママ。
素敵な夏の思い出です。